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9-nine-ここのつここのかここのいろ

執筆者の写真: フラボノフラボノ

参考にしたサイト:

うっす、お世話になります。

1回目は強制バッドエンドかあ。


フォントが小さいな!


サブ言語なしにしたらマシになった。

時期的にまずいネーミングになっちゃったね。


特に問題もなく初回バッドエンド、2回目適切な選択肢を選ぶことで実績全解除。

ストーリーについてだけど、序盤で天という名前のキャラに「さよならテンさん」とドラゴンボールのパロディ台詞をぶつけたところで、速読にチャレンジしようと思い至ってしまったので言及する資格を喪失した。


序盤のギャグで掴みを外すともうどうしようもない。興味を失うまでが早かった……。

同じパロディネタが豊富な夢現Re:Masterでは読み続けられたので、せっかくだからここで両者の違いを考えていこうと思う。


夢現Re:Masterはゲーム会社の物語でキャラクターもアニメやゲーム、漫画のオタク揃い。

こちらのゲームは主人公達は同じ学園に通う中高生である(作中の登場人物は18歳以上だけどね!)

真っ先に思い当ったのはそのパロディネタを口にする『必然性』だ。

今時の中高生にさよならテンさんというドラゴンボールネタが通用するかというと、残念ながらそうではないだろう。

というかゲーム内でも女の子たちには通じておらず主人公がジェネレーションギャップを感じている。

主人公は何歳なんだ。同学年ではないのか。


それはおいといても『夢現Re:Master』では古いパロディネタは作中でも年齢が高いキャラに言わせていた。そのキャラが口にする必然性が高く感じられ、納得感があった。

それに出てくるキャラが主人公以外全員オタクという設定もあり、若いキャラが古いネタを知っていても説得力があったし、パロディネタが没入感を阻害しづらい環境が構築されていた。相性が良かったのだろう。

「とりあえずジョジョとかドラゴンボールのインターネットミーム化したパロセリフを入れておけばプレイヤーにウケるだろう」みたいな脈略もない安易なパロディは透けて見えるのだなあ、気を付けよう。

前車の覆るは後車の戒めなのだ……


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